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- 副院長インタビュー
012021年4月、坂中内科クリニックの
副院長に就任された経緯は？
医師になった時から「いつか父と一緒に診療を」と考えていましたので、兵庫医科大学医学部を卒業した後、坂中内科クリニックのある大阪・高槻の大阪医科大学大学院医科研究所の博士課程で学び、その後も14年間に渡り関連病院で勤務しておりました。勤務医として働くなかで、様々な先生との出会いがあり、充実した日々を過ごしていたのですが、父が体調を崩したこともあり、このタイミングと思って副院長に就任しました。
02現在、院長と副院長、医師2名体制で
診療されているのですか？
そうです。消化器を専門とする私と、循環器を専門とする院長、そして2人とも内科医ですので、内科全般をしっかり診ることができる体制にあります。そのなかで、消化器専門医として専門性を活かして、内視鏡検査（胃カメラ・大腸カメラ検査）を行い、地域の皆様の健康維持・病気の早期発見に貢献できればと思っております。
03親子ということもあって、
連携はスムーズですか？
そうですね。元々仲は良いので、スムーズに連携できています。ただ、親子であっても医師としての考え方の違いみたいなのがあって、時々、喧嘩することもあります。ですが、医院を出る時には握手して別れるという感じです（笑）。そこは親子の絆の強さを感じます。
内視鏡検査・エコー検査などの
検査体制が充実
地域のかかりつけ医として
往診・訪問診療にも注力
04専門である消化器内科では、
内視鏡検査に力を入れていきたいと
お考えですか？
胃カメラ検査、そして大腸カメラ検査は、胃がんや大腸がんといった命に関わる病気の早期発見に有効です。地域医療への貢献のためにも、これらの検査には力を入れていきたいです。内視鏡検査に対して「つらい」「苦しい」というイメージをお持ちかもしれませんが、当院では経鼻内視鏡検査（鼻からの胃カメラ検査）や鎮静剤の使用などで「眠っている間に」検査が終了しているような苦痛の少ない検査を実践しております。そのため当院では検査のリピーターが多いです。苦痛を心配せずに、毎年安心して検査が受けられる体制を整えていますので、病気の早期発見のためにも是非、定期的に受けていただきたいです。
05エコー検査にも注力されているとの
ことですが？
腹部エコーや頸動脈エコーだけでなく、院長が循環器専門医ですので、心エコーにも対応しています。将来的には対応できるエコー検査の種類を増やして、検査体制を充実させていきたいと思っています。エコー検査は重要なスクリーニング検査で、無症状でも検査してみると「がんの発見に繋がった」というケースもあります。エコー検査は患者様に負担をかけずに行えますので、これまで様々な基幹病院で学んだエコー検査の技術・知識を活かして、皆様の健康維持に貢献していきたいです。
06その他、力を入れられている診療は？
近隣にご高齢の方が多いので、往診・訪問診療に力を入れて取り組んでいます。私自身もそうですが、自分の最期のことを考えた時、やはり「自宅で過ごしたい」と思うものです。それをかなえるためにも、そして地域のかかりつけ医としても、往診・訪問診療は決して疎かにしてはいけない診療だと思っています。もちろん、普段の診療に加えて、現在では発熱外来も行っており、これに往診・訪問診療が加わると大変ではあるのですが、毎日やりがいを感じながら診療させていただいております。
親子2名の医師と
温かみのある自慢のスタッフ
1つのチームとなって
皆様の健康をサポート
07最後に、副院長がお考えになる
坂中内科クリニックの“診療理念”は？
気になる症状や体調不良がある時、「そうだ、坂中内科クリニックに相談してみよう」と思っていただける、患者様にとってそんな場所でありたいと思っています。スタッフも皆さん、本当に温かい人たちばかりで、これに関してはどの医院にも負けないと自負しています。院長と私の医師2名体制の診療に加えて、自慢のスタッフたち、全員で1つのチームとなって皆様の健康をサポートいたしますので、症状・疾患でお困りの際はいつでも気軽に当院へご相談ください。
